野球ピッチング豆知識【投球方法と球種】|一流投手への投球フォーム練習法

野球ピッチング上達練習法|理想的なピッチングフォームに変える投球練習法
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ピッチングの豆知識

 A ピッチング:投球方法と球種

投球方法
ピッチング方法には利き腕の違いにより、右投げと左投げの区別がある。
極稀に「両投げ」の投手も存在する。
「カーブ」「シュート」「スライダー」などの左右に変化する変化球は、
投手の利き腕の左右により逆方向に変化する。
即ち、右投げ投手のスライダーが右打者視点で外角に逃げていくのに対し、
左投げ投手のスライダーは右打者視点では内角に食い込む変化となる。
右腕投手・左腕投手の状態的差違はセットポジション(投球前に制止する姿勢)で最も如実に現れる。
右投手が3塁方向を向いて静止するのに対し、左投手は1塁方向を向いて静止する。
走者が1塁にいる場合、左投手は投球の直前まで走者の動きを捉えることができるため有利と言われる。


ピッチング:球種
野球において投手が打者に投じたボールを球筋・速さ・動きにより系統立てて分類されている。

直球(ストレート)
投手が投じる球種のうちでもっとも球速が速く、概して直進する球種。
場合によっては160km/hを超えることもある。
ストレート、真っ直ぐ、あるいは英語のfastballの直訳で速球とも呼ばれる。
投射物は重力の影響で放物線を描く軌道となるが、直球は鋭いバックスピンをかける事で、
自由落下の影響を抑え、軌道を直線に近づけている。
この効果が大きいと打者に球が浮き上がるような錯覚を与え、
体感速度も上がり、いわゆる伸びのある球となる。
力学的には速い投球ほど打球の飛距離が出ないので、最も本塁打を打たれにくい。

変化球
ボールの回転のかけ方、回転数の調整、回転軸の傾き等により、
故意に球筋が曲がる・落ちる・流れる・揺れるよう工夫されたもの。

次のような種類の変化球がある。

カーブ
日本では最もポピュラーな変化球である。投手の利き腕と反対の方向に大きく曲がりながら落ちる。
正面から球を押さず、中指あるいは人差指と、親指を用いて回転をかけて投げるため、
球速は遅いが独特の大きな弧を描く。
軌道が曲線を描き球速も遅く、一旦浮き上がって失速するがその後大きく落ちるため
落下運動で加速が加わるなど直球と相反する性質を持つために、
緩急をつけて打者のリズムを崩したりするためによく用いられる。
逆に、強いスピンをかけるため、ミートをされるとよく飛ぶという性質がある。


スライダー
主に投げる腕の反対方向に曲がる変化球である。
横に曲がる変化球であったが、同じ握りから様々な変化をさせられるので、
シンキング・ファストボールやムーヴィング・ファストボールのように概念的球種に成りつつある。
直球と同じようなフォームと球筋から変化するため、打者からは直球と判断されやすく、
主に横に曲がる球でありながら空振りを狙うこともできる。
日本で横滑りする本物のスライダーを投げる投手は少なく、
斜めに速く曲がる変化球のことをスライダーとして投げる選手がほとんどである。


カットファストボール
直球に非常に近い球速で打者の手元でわずかに曲がる変化球である。
一般にカットボールと呼ばれることが多い。
直球の握りから人差し指をわずかに中指のほうにずらして握り、
リリースの際は斜めにボールを切るように投げることからこの呼び名がついた。
直球と見間違えた打者のバットの芯を外すのが主な目的である。


スラーブ
投手の利き腕と反対方向に曲がり、カーブのように曲がりながら落ちる変化球である。
そのほとんどは切り方を深くしたスライダーである。
投法はスライダーとほぼ同じだが、カーブ程大きく山なりにはならない。


シュート
比較的速い球速で投手の利き腕方向に曲がる変化球で、
曲がりながら沈むものと、ほとんど沈まず水平に曲がるものがある。
右投手であれば右打者に対して食い込むように変化するため
打ちに行った打者はつまりやすく、ゴロを打たせて取るのに非常に有効な変化球とされている。
また、投手から見てバックスピンと逆方向の回転が若干かかるために、
回転方向の関係でバットと反発した際に落ちる方向に打球が飛びやすくなる。


シンカー
投手の利き腕方向に沈みながら曲がる変化球である。
人差し指と中指を揃えてボールを握り、回転をかけて投げる。
投手によっては、中指と薬指でボールを弾きながら手首を外側に捻る場合もある。
ボールに回転を与える動作の制約からサイドスロー・アンダースローの投手が
この変化球を習得しやすく、使用することが多い。


スクリューボール
投手の利き腕方向に落ちながら曲がる変化球である。
人差し指と中指を揃えてボールを握り、回転をかけて投げる。
投手によっては、中指と薬指でボールを弾きながら手首を外側に捻る場合もある。
元々スクリューとシンカーはその区別が非常に曖昧であるが、
落差の鋭い方がスクリュー、沈むような感じがシンカーと云える。


フォークボール
落ちる球の一種であり、主に日本等アジアでポピュラーな球種である。
ボールの縫い目にかからないよう人差し指と中指でボールを挟んで投げる。
親指をボールの下に添える投手が比較的多いが、親指を人差指の横に添えるような握りをする投手もいる。
カーブやドロップとは異なり、途中まで直球と同じ軌道でありながら、
比較的打者に近い位置で真下もしくはナックルのように揺れながら落下する。
そのため打者の判断を難しいものにしており、空振りを期待できる球である。
一方で落下点が捕手に近く落差が大きいために捕球が難しく、捕逸や暴投の危険性が高い。


チェンジアップ
打者の手元で沈む変化球である。
初速はストレートより20km/h程度遅い場合が多く、
回転数が少ない為に空気抵抗を強く受けて失速、落下する。
フォーク等に比べ肘や肩に負担が軽いと言われる為、
「投手の肩は消耗品」との考えが支配的なアメリカでは非常に重く用いられている。
現在は球種を特定することが難しく直球ではないという場合は
ひとまず『チェンジアップ』と呼んでおくことが多く、概念的な球種といえる。
チェンジアップは「速球と同じ腕の振りで抜いたボールを投げる」のが球種としての特性である。


ツーシーム
近年になって直球、いわゆるフォーシームファストボールと明確に区別されるようになった球種。
ボールの2本の縫い目に人差し指と中指を沿わせて握り、
投げられたボールの1回転につき2本の縫い目が回転側面上を通る。
直球に比べ回転で揚力を与える縫い目が少ないため揚力が小さく、フォーシームのようには伸びない。
直球を待っている打者にはツーシームは若干沈んだように映り、バットの芯を外すことになる。

ナックルボール
ほぼ無回転で細かく揺れながら落ちる変化球である。
2本もしくは3本の指をボールの縫い目に立て、そのほかの指で支えるように握る。
手首のスナップは使わずに腕の振りだけで投じる。
リリースの瞬間に、立てた指を突き出して縫い目を弾き、ボールにかけられた回転運動を相殺する。
無回転で放たれたボールは、その後ろに生じる乱れた不規則な気流によって
不規則に揺れながら打者のもとに到達する。
その複雑で予測できない変化と一般的な球種とは全く異なる投げ方で、
打者はおろか捕手でさえも捕球に苦しむその特殊な変化のために、制球は非常に難しい。
逆に、球速が非常に遅いために盗塁されやすいという弱点がある。



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